こんにちは。
前回に引き続き漏斗胸の抜去手術について書いていこうと思います。
ちなみに前回の記事はこちら。
抜去手術当日
入院記録について
前回は手術1日前ということもあり比較的短めの内容だったんですが、今回は手術当日ということもあり若干長めです。と言ってもその①と同程度ぐらいかと思います。
引き続き文章はあまり弄らずに、わかりにくそうな部分だけちゃちゃっと変えて当時のまま記事に載せますね。前にも書きましたがその方が当時の雰囲気を感じられると思うので。
それでは以下当時の入院記録です。
入院記録
朝の6時頃に起床した。
およそ20分後ぐらいに先生がやってきて、点滴用の針を刺した。
ちょっと痛かった。
手術用のものなので少し痛いらしい。あとは絶飲食なのでご飯は食べられないし飲み物も飲めない。
とりあえず歯磨きはしてくださいとのお話だったので、それは済ませることにする。本来は午後からの手術だったのだが、順番が入れ替わって午前からになった。
バタバタと準備をしたものの、考える時間がなかったので逆によかったのかもしれない。
その後は時間になったので看護師さんに案内されて手術室まで向かった。
手術室の周辺はひんやりしていて、これから手術をするんだなという実感を感じさせた。
そこで案内してもらった看護師さんと交代で、手術室から出てきた看護師さん?と応対した。
一度目の手術もそうだったが、陽気なBGMが流れていた。
手術台の上に寝転がって体勢を整える。
まな板の鯉のような心情だった。
隣の看護師さんが緊張を解すようにいろいろと話しかけてくれたのがありがたかった。
個人的に硬膜外麻酔をお願いしたかったのだが、するほど痛みが強くない&本来では翌日退院できるがそれが難しくなるかもという話で、こちらに確認ののち硬膜外麻酔はなしになった。
そして点滴から麻酔を入れた。
前回はあまり記憶がなくパッタリと意識を失ったが今回は視界がブレる感覚があり、その視覚がブレる感覚があった後意識を失った。目が覚めた時の痛みはあまり強くなかった。
あー傷口ちょっと痛いなーぐらいの感覚で、一度目の状況確認が困難なあの痛みとは雲泥の差だった。
息もきちんと吸える。
とはいえ全身麻酔が覚めたばかりで意識は朦朧としてたので、部屋まではボーッとしたまま運ばれた。挿入に比べればマシだが、やはり時間が経つと術前に入れたらしい痛み止めが切れて痛みが強くなってくる。
なのでナースコールを押して点滴の痛み止めをお願いする。
先生への確認でやや時間が掛かったが痛み止めを落としてもらった。
その後トイレに行きたくなってきたので早めに聞く。
本来は術後は特に制限がないのだが、痛みの影響で血圧が高いので尿瓶を提案される。
しかし一度目の手術の時に本当にダメだったのでマジで出ないという話をする。
現状まだ痛みがあり血圧も高い(160〜170?)ので安静にしてる。
13:40痛みがマシになってきた。
13:55トイレに行くがめっちゃクラクラした。
確かにおじいちゃんとかだと倒れるなこれとは思った。現在16:00ボーッとしている。
痛みはあるがマシ。
5時になれば追加で痛み止めを打てるらしいので、とりあえずそれを待ってる。
痛みが強くなってきたので05:25に追加の痛み止めを貰う。
ボーッとしてる。
夕食は経口ゼリーのようなものだった。
味は問題なく美味しかったのだが、手術後の影響か若干吐き気の気配を感じたので強くならないように4分の1ほど食べてやめた。
それが功を成したのかそれ以上吐き気は強くならなかった。
夕方を過ぎて食事も一応食べれたので経口摂取の痛み止めを飲めるようになった。
カロナールの300mgを2錠とロキソプロフェン60mを1錠、ランソプラソールODを1錠飲んだ。
結構効いて痛みが引いたのを感じた。
前回入院した際には個人的な事情でロキソプロフェンが飲めなかったので、飲めるようになったのはありがたい。
自分でも今回は飲めるんだと少し意外だった。
その後は楽になったので若干仮眠を挟み、夜の9時30分にもう一度痛み止めを落としてもらった。
この時点で痛みは結構引いていたのだが、ない訳ではないし拒否する理由も一ミリもないのでお願いした。
11時にもう一度痛み止めを落としてもらった。
もしかしたら睡眠しやすいように量を分割したのかな?
当時の経過とか
痛みについて
当然ながらおそらく気になる方も多いかなと。
自分も手術前に気になってかなり調べた記憶があります。
上記の入院記録にも記載されていますが、結論から言うと痛みについてはかなりマシです。
痛みのレベルでバーの挿入手術を10とした場合大体2~3ぐらいですね。
もちろん腕に力を入れたりすると場所的に当然痛みはありますが、動かなければ基本我慢できるレベルかと思います。
目を覚ました時も夢うつつながら”あ~こんなもんか~”と思った記憶。
ただ点滴で貰っている痛み止めの効果が切れてくると段々痛みが出てくるので、痛みが出てくる少し前に新しく点滴を落として貰うのがいいのかな~って感じです。
自分の場合は次の点滴を落としてもらってから効果が出るまでに若干痛みが出る瞬間があったので。
ただ耳障りの良い言葉ばかり並べるのも信用に欠けると思うので、一応書いておくと動けば割と痛みはあります。なので術後すぐは基本ベッドで安静にする感じです。
力を入れると痛みが出る関係上自分で起き上がるのもかなり辛いので基本起こして貰う感じ。
自分の場合は大体術後6時間ぐらいで寝れるぐらいには痛みが引いたので、個人差はあれど大体そんな感じかなと思います。
その他の症状
他には若干麻酔の効果でちょっと気持ち悪くなったぐらいですね。
バー挿入の際は特にこちらの症状はなかったんですが……
対処法としては、あまり食欲もなかったので食べ過ぎないよう注意して安静にしてたらいつの間にか消えてました。あとは前日に食べ物をちゃんと絶飲食するぐらいでしょうか。
”この時間から絶食だから今のうちに爆食いする!”とかも普通にやめた方がいいと思います。
割と前日の絶飲食は手術後の気持ち悪さに響くみたいなので、食べ過ぎたりせずにちゃんと守ってくださいね。
※個人的な感想です
おわりに
一応手術の記録については終わりましたが、とりあえず残ったものも含めて術後2日目ぐらいまでは記事にしたいと思います。
正直バーの挿入手術をした方であれば(したことが無い方でも)全然我慢できるレベルだと思いますので、あまり心配し過ぎずに臨んでいただければなと。
それではまた次回に~
次の記事はこちら
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